沢尻エリカ 最高!!!!
by LCT

20071123

[NEWS] タナカノリユキ作 エリカ様、百変化(待翻譯)




這次展覽的網站
http://www.sfyf.jp/

2007/11/21 産経新聞  東京朝刊

武装ゲリラ風のエリカに、道化師になったエリカ。アニメキャラ的高校生・エリカもいるし、敬虔(けいけん)なシスター・エリカもいる。

タナカノリユキ「100ERIKAS」(一部)
タナカノリユキ「100ERIKAS」(一部)

壁には計100枚のポートレート写真がずらり。東京都現代美術館(東京都江東区)で開催中の「SPACE FOR YOUR FUTURE」展に出品されたアーティスト、タナカノリユキの作品「100ERIKAS」の被写体は話題の女優、沢尻エリカだ。

この作品、CGは一切使っていない。つまり沢尻は1枚ごとにコスチュームを着替え、ヘアメイクをして、ポーズを決めて100の人格を演じ た。タナカの意図を理解し、時には自ら提案もする共同制作だった。関係者によれば、撮影日程がどうしても足りないという事態に、沢尻自ら休日返上を申し出 て乗り切ったとか。表現者として、この作品にかける思い入れが相当強かったのがわかる。

100枚の写真を前にして思う。『人は見た目が9割』なんていう本もあったけれど、外見ひとつで人格がコロッと変わって見えるから不思 議だ。沢尻の均整の取れた美しい容貌(ようぼう)は(悪い意味ではなく)人形のようで、多種多彩な人格を入れる“容器”のような役割を果たしている。

その一方で、どこまでが演技なのだろう、とも思う。外見の劇的な変化(仮面)を借りて、彼女自身が意識的に無意識的に、本当の自分を出そうとしているのではないか、と見えなくもない。

あるべき自分、ありたい自分。本当の自分、自分も知らない自分…。人は内面にさまざまな顔を持ち、外見は時に窮屈だ。

完成度の高い作品を目指して休日も返上した沢尻の女優魂も本物なら、舞台挨拶(あいさつ)で「別に…」とそっぽを向いた沢尻も一つの顔なのだろう。本当の人間を表すには、おそらく百面相でも足りない。(黒沢綾子)

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